王雪涛作品の買取について

藝品館では王雪涛作品の買取査定を行っております。
王雪涛の花鳥画・花卉画などの中国絵画・書画・掛軸等の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。
経験豊富なスタッフや中国美術専門家が責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。

王雪涛という人物

王雪涛 (王雪濤/おうせつとう 1903-1982) は河北省成安出身の画家です。
幼名は庭欽、字は暁封、号は遅園。
北京画院院長、中国美術家協会理事、中国美術家協会北京分会副主席を務めました。

王雪涛が国画を学んだ時代はちょうど中国画壇全体が新たな中国画の在り方を模索していた時代でした。
彼の一世代前の林風眠、陳師曽らが西洋の印象派などの西洋画の影響を受けており、彼らから指導を受けた王雪涛も同様の影響を受けております。
また1925年に北京故宮博物院に所蔵されていた宮廷所蔵の絵画・美術品が広く一般に閲覧が解放され、古の名画を臨摸する機会も多く与えられており、王雪涛はその中でも明代の徐渭、陳淳など伝統的な写意画を臨摸し、その長所を己の絵に取り入れていきました。
王雪涛の名が世に知れ渡るのは1950年代から60年代にかけてでした。

王雪涛の花鳥画

身近な草花や鳥、小さな昆虫などを広く題材に採り、詩情溢れる絵画を展開した王雪涛は、目と心で自然をよくみて描くことをなにより大切にしていました。花鳥や花卉を中心とした王雪涛の写意画には、花や鶏、蝶のいきいきとした生命力が宿されています。
決して想像や記憶に頼るのではなく、観察を重ねた末に開かれた、対象の本質が写し描かれています。

画法は伝統的な溌墨法を基本としながら、小鳥の鳴く姿や鶏の歩く姿、カマキリが虫を捉える姿など小動物の魂まで描写するかのように被写体の造形は非常に正確で、それぞれの特徴が鮮明です。
これらの表現は西洋画の影響が濃く、鑑賞者は彼が絵を描いた時の心情を、彼の絵に共鳴し感じ取れるほど情緒的です。