費新我作品の買取について

藝品館では費新我作品の買取査定を行っております。
費新我の書画・掛軸等の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。
経験豊富なスタッフや中国美術専門家が責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。

費新我の人物と作風

費新我 (ひしんが 1903-1992) は中国浙江省湖州生まれの現代を代表する書画家です。
原名を省吾、字を立千、立斎。
1930年代に上海白䳘絵画学校で西洋絵画を学んだ後、出版社に務め美術書の編集に従事しました。広告デザインや漫画などの仕事も手がけたのち、絵画制作に戻ると、1958年にモスクワで開催された社会主義連合の展覧会に出品します。
その年に費新我は病から右手首を患い、56歳からのち、左手を用いて書画制作をするようになります。

費新我は後年、「左筆の大家」と称され、その作品は外国の首脳への贈り物に選ばれることも度々ありました。
2013年には、西泠印社の主催で日本でも展覧会が開かれています。楷書や草書の作品が多く、独特のリズム感と心地よい詩情に富んだ書風が、今日でも多くの人に愛されています。