郭沫若作品の買取について

郭沫若という人物

郭沫若 (かくまつじゃく 1892-1978) は中国近代の政治家です。また文学・歴史学者でもあります。
名は開貞。字は鼎堂。号が沫若であり、とくに中国近代文学・歴史学において郭沫若は大きな業績を残しました。

日本へ留学し第六高等学校、九州帝国大学医学部を卒業した郭沫若は留学時より文筆活動に励み、文学団体の創設にも携わっております。
郭沫若の文学代表作には詩集に女神、戯曲屈原、歴史学の著作として中国古代社会研究などがあります。
日中戦争以前は蒋介石との対立から日本に亡命しており、中華人民共和国設立後には日中友好協会名誉会長を務めるなど、日本との親交も深く、現在千葉県市川市の郭沫若の旧宅は移築・復元され郭沫若記念館として所縁の品々を展示し、日本と中国の架け橋となっております。