李鴻章作品の買取について

藝品館では李鴻章作品の買取査定を行っております。
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李鴻章という人物

李鴻章 (りこうしょう 1823-1901) は中国清代の政治家です。
字は少荃・漸甫。号は儀叟。
士大夫である名士の家系に生まれた李鴻章は、曽国藩に弟子入りし進士となり、幕僚として活躍。文官でありましたが太平天国の乱を転機として、李鴻章は軍事におおきな関わりをもちます。
曽国藩からの独立後は、安徽で淮軍約6000人を組織。英軍・仏軍・常勝軍・清正規軍と共同して太平天国の乱鎮圧に大きく貢献した功績が認められ、李鴻章は伯爵に叙せられました。

その後、李鴻章は代理両江総督・欽差大臣として捻軍を鎮圧、その功により湖広総督に任命されました。
外交に手腕を発揮した李鴻章は、直隷総督兼・北洋通商事務大臣に就きます。清朝末期の外交政治を一手に担い、洋務運動の中心人物となり、中国初となる近代的な半民半官の海運企業など様々な事業を創設。李鴻章は清国立て直し、そして中国近代化を進めました。