鑑定員ブログ
買取させていただいた骨董品・美術品をもとに、作品や作家などをご紹介します。
京都の歴史と美術品③ 室町時代~戦国時代
前回の記事:京都の歴史と美術品② 平安時代末期~鎌倉時代 室町時代になると京都に幕府が設置され、そのもとで働く同朋衆によって収集された中国の水墨画が京都の画壇を刺激しました。その中から頭角を現したのが狩野正信と雪舟でした […]
京都の歴史と美術品② 平安時代末期~鎌倉時代
前回の記事:京都の歴史と美術品① 奈良時代~平安時代中期 平安時代末期から鎌倉時代にいたる時期には、肖像画である似絵が盛んに描かれるようになりました。神護寺にはそれぞれの束帯姿を描いた「伝源頼朝像」「伝平重盛像」「伝藤原 […]
京都の歴史と美術品① 奈良時代~平安時代中期
京都は日本の歴史と文化の中心として、いつの時代も新たな文化を創り出してきました。 平安京遷都より前の絵画作品として、醍醐寺や上品蓮台寺に残る「絵因果経」があります。これは奈良時代の作品で、釈尊の伝記を絵画で表現しつつ、そ […]
京都市北区にて煎茶道具を買取させていただきました
京都市北区にて茶道具を買取させていただきました。 錫の茶壺で主に煎茶道具として使用されるものです。中国の清時代に作られたもので、日本では唐物と呼ばれ茶席では非常に珍重されてきました。 六角の面取りとなっており文様がないも […]
京都市上京区にて時代屏風を買取させていただきました
京都市上京区にて時代屏風を買取させていただきました。 江戸期の一般的な芦雁図の屏風です。 時代としては江戸中期から後期頃のもので、狩野派の作品などに散見される構図ではありますが、無落款の作品で当時の調度品としての価格設定 […]