京都市北区にて中国骨董品のコレクション買取をさせていただきました

京都市北区のお客様より中国骨董品のコレクションの査定及び買取をさせていただきました。

コレクションは主に于右任の書と中国景徳鎮の陶磁器で占められておりました。
于右任は中国清時代末期生まれの著名政治家で蒋介石を支えた中で日本との交流も多岐にわたりその関係もあり日本にたくさん書が残されています。非常に柔らかく人柄を表すかのようなタッチの書は愛玩し収集される方も多く日本でも近年中国美術ブームになる前より絶筆として評価されていました。
文化人としても評価されています。中国と台湾との歴史の間で激動の時代を生きた彼でしか書けない独特で味わい深い筆致であると思います。

景徳鎮の皿や磁器も査定買取させていただきました。中国景徳鎮は言わずとしれた世界中から注文を受け供給していた陶磁器製品の窯でありもちろん現代でも多く焼き続けています。
品質は様々で文革以降は非常に出来が落ち、なかなか精緻なクオリティーの物が少なくなりましたが、近年の作家の尽力により空白の時期を超え近年出来の良いものも多くでてきています。しかし技術の進歩は悪い方向に向くと贋作のクオリティーが上がることも意味し、近年特に単色の景徳鎮の美術品骨董品は注意が必要です。

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