こんにちは。
春分を迎えこれから日が長くなりますね。
この時期になると「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉を耳にする機会が増えるかと思います。
ここ最近は本当に暖かな日が続いていたように思いますが、
朝晩はまだ肌寒いときもありますし、これから寒の戻りや花冷えもあるでしょうから、皆さまどうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。
さて、展覧会をご紹介するのがすっかり恒例となっているように思うのですが、
出張買取のご依頼をいただいた際など、予定が合えば近くの展覧会ものぞければいいなとマメにチェックしておりまして、感染対策で以前に比べて外出を控えていることもあり、行きたい気持ちが膨らんでしまっているのでしょうか。余計に意識が向いているのでしょうね。
ご紹介した内容が皆様のお役に立てればうれしいです。
先日、日本画の掛軸や備前の花瓶などの骨董品とともに、浮世絵をいくつか買取させていただいたためかつい目がいってしまったので、浮世絵の展覧会をご紹介しようと思います。
浮世絵を専門とする美術館である太田記念美術館にて3月27日(日)まで「赤 ―色が語る浮世絵の歴史」が開催されています。
赤が印象的な約60点の、歌川国貞や鈴木春信、歌川広重などの厳選した浮世絵が紹介されており、浮世絵のおよそ200年の歴史の中で、淡い色合いから鮮やかなものへと変化していく色合いと
赤色の配置などの使われ方の変化に注目した展覧会だそうです。
そして同じく太田記念美術館にて、上記のあと4月22日(金)〜6月26日(日)の期間に開催されるのが「北斎とライバルたち」です。
こちらは前後の2期に分けて開催され、全点が前後期で展示替えとのこと。
ドラマや映画でも取り上げられた葛飾北斎のみに焦点を当てるのではなく、北斎と、写楽や歌川国芳、溪斎英泉、歌川広重など、幅広く総勢15名以上の同時代そして次世代に活躍した絵師たちを取り上げ、その関係を掘り下げて紹介する内容となっています。
浮世絵にご興味がある方にはぜひ行っていただきたいと思う展覧会です。
藝品館では浮世絵・日本画の買取も承っております。
葛飾北斎や月岡芳年などはもちろん、有名な作でなくとも、浮世絵、日本画を売りたいとお考えの際は、まずはお気軽に藝品館までお問い合わせくださいませ。