岐阜県瑞穂市にて古銅の燭台を買取いたしました

岐阜県瑞穂市にて骨董品の買取をさせていただきました。査定致しました骨董品は、古銅の燭台でした。

古銅といえば唐物と呼ばれる舶来の中国美術のものや、または仏具をはじめ日本製のものとして伝来し、香炉や花生、器、青銅器写などとして、様々な形で伝来しています。
銅は腐食に強く利用しやすい金属として古くから鋳造されています。

今回の銅器は別府細工の燭台で、岐阜県の骨董品で有名な銅器といえば別府細工と言われるほど有名で、他県の銅器と比較して装飾性のあり、独創的な作風で一見してわかります。
岐阜県が故郷である別府細工は骨董品の蒐集家達の、収集熱が上がるにつれ多く贋作もつくられるようになってしまいましたが、本歌の銅の古色とバランスのいい造形は簡単に模倣できるものではありません。
今回のものは江戸期の状態の良いもので、京都の作家物の燭台、銅器と共に買取させていただきました。