京都市北区にて棟方志功の版画作品の査定買取をご依頼いただきました

京都市北区のお客様より棟方志功の版画作品の査定買取をご依頼いただきました。

棟方志功は青森生まれの版画家で、洋画を志しますが民藝運動の柳宗悦や河井寛次郎に親交し数々の好機に恵まれ日本を代表する版画作家となりました。
彼の作品は非常にコントラストが美しく、一度見ると目に残ります。女性菩薩などの作品が多いですが、青森県の浅虫温泉には彼の作品が多く残されており、書や風景がなど思い出の品々を見ることが出来ます。

今回の作品は女性が描かれた一般的なものでしたが、残念ながら数十年前に出回ったタイプの偽物でした。
よく棟方巴里爾の鑑定書が付いているものが多くありますが、偽物は鑑定証ごと偽物のタイプが多く一見して直ぐわかります。鑑定書がないと駄目だという業者が多いですが必ずしもそうでは有りませんのでご相談いただければと思います。