京都市下京区の法人のお客様より法人所有の中国景徳鎮の花瓶の査定及び時代鑑定をご依頼いただきました。
中国の焼き物は古いものほど一様に古色が出るというわけではありません。
日本でいうと江戸時代の真作の鍋島青磁や柿右衛門の作品などがわかりやすいのですが、釉薬の調子が美しく質感も神妙なもので最近の新品の陶磁器のような物が多いです。ですので近年の技術向上後の、正確には技術を復興させてもどしてきた景徳鎮作家の贋作は怖いわけです。
今回のものは70年台のよくある大型の花瓶で、美術品としての価値は小さなものでありました。玄関飾りに本物は盗難が怖いですね。
藝品館では時代鑑定や法人のお客様の最適かつ最善な売却方法も提案させていただきますので気軽にお問い合わせください。