やっぱり実物も見たい (骨董品買取藝品館 京都本店スタッフ)

こんにちは。
そろそろ暦の上では春となりましたが、まだまだ春は名ばかりのようですね。
ここ最近は私どももお客様も「今日も寒いですね」が挨拶のようになっています。
そういえば出かけるとき、特に徒歩の際は少しでも暖かくなろうと、とにかく日向をもとめている気がします。むかし日向しか歩かないで街中を歩くCMがあったように思いますがなんだったかな。

寒さでなかなか出かけるのも億劫になるかと思いますが、最近は美術館はじめ多くの施設がオンラインでも楽しめるように写真や動画など色々なコンテンツを提供していますね。
他府県や海外などなど、遠方でなかなか行くのが難しい美術館の所蔵品や展示を楽しめるのは大変ありがたいなと思います。

スマホやPCで気軽に美術品を鑑賞できるというのも楽しいですが、できるだけ実物をこの目で鑑賞したいとも思っています。
陶磁器などの焼き物に限らず骨董品をみる目を養うためはもちろんですが、趣味としても、実物があるものはやはり画面越しでは得られない情報があるのではないかと思います。

今ですと、千葉市美術館で三月六日まで「ジャポニスム―世界を魅了した浮世絵」がやっていますね。展示されるのは浮世絵の名品を中心に、欧米やロシアのジャポニスムの作品とのこと。
この展覧会は、十九世紀後期から二十世紀初めにかけて日本から数多く海を渡った美術工芸品から影響を受けたジャポニスムの画家たちの作品を通して、あらためて浮世絵を見てみようというユニークなもの。浮世絵がメインではありますが、海外から見た日本、という意味でも楽しめるのではないかと思います。

浮世絵つながりでは、京都文化博物館で「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」が、こちらは二月二十六日から四月十日まで開催されるようです。音声ガイドは有名な声優の方だそうで、近年は色々な企画展での音声ガイドを有名な俳優さんがされていたりして、さまざまな角度から芸術を楽しめるようになっていますね。たくさんの方がもっと美術品や骨董品に興味をもつきっかけとなってくれたらなあと思います。
なお京都展限定で、この企画だけの特別サイズのあまざけが貰える「あまざけ」セット券もあるそうで、気になる方はそちらもぜひチェックしてみてください。

藝品館では美術品・骨董品の買取を承っております。
今まで骨董品にはご興味がなく、ご自宅にあっても買取対象と思われずに処分されてしまうものは本当にたくさんございます。
SNSをきっかけに、昔の思い出の品としてだけでなく価値ある骨董品だったんだと認識していただけることもありましたので、まずはお気軽にお問い合わせください。