京都市東山区にて村上華岳の日本画を買取させていただきました

京都市東山区にて日本画の大家、村上華岳の作品を買取させていただきました。

華岳もまた絵画を京都で学んだ日本画家の一人です。
設立に関わった国画創作協会は、日本を代表する絵画や画家を多く育てました。

華岳といえば山種美術館の裸婦図が有名ですが、大正九年に描いていることから国画創作協会設立の思想の真っ只中で描かれたものでしょう。
今回買取させていただきましたのは童子の図ですが、輪郭線の書き方などから判断するに近い思想期に描かれたものでしょう。

掛け軸の査定の際には共箱であること、シミなど本紙や表装の状態、所定鑑定人の必要な近代絵画に関しては別途添付書類が必要な場合がございます。
古画はこの限りでなく比較的すぐに結果が出ます。

買取参考価格 300,000

※骨董品・古美術品の性質上、全くの同一作品というものはなく、真贋はもちろんのこと状態や出来、その時折々の人気など様々な要素によって骨董品や美術品の価値・価格は変化します。

また、それらの要素を豊富な経験や実績、昨今のデータと照らし合わせて、お客様の品物一つ一つを適切に買取査定するのが私どもの役目でもあります。

買取事例の一つとして、あくまで参考価格とお捉えください。

村上華岳 童子図