こんにちは。
立夏を迎え、暦の上ではいよいよ夏となりました。
いよいよ日差しも強まってきましたね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
連休中には端午の節句もあり、買取に伺う道中に鯉のぼりをよく見かけました。
鯉のぼりは大きなものが風になびく姿は迫力があり眺めていて楽しいですし、小さなものも可愛らしくていいですね。
書画でも、迫力ある大作はもちろん見応えがありますが、堅苦しくないゆるい雰囲気のユニークなものも眺めていて楽しいですね。
2016年に公開されて話題となりました「仙厓ワールド―来て見て笑って!仙厓さんのゆるカワ絵画―」の第2弾となる「仙厓ワールド―また来て笑って!仙厓さんのZen Zen 禅画―」が
東京都文京区の永青文庫にて5月21日から7月18日まで開催されます。
仙厓義梵(せんがいぎぼん)は江戸時代後期の臨済宗古月派の禅僧で画家。法名は義梵。号は百堂、虚白など。寛延3年(1750年)に美濃国武儀郡に生まれました。美濃清泰寺の臨済宗の僧となり、月船禅彗に師事。その後諸国を行脚。博多の聖福寺にて20年以上住持を務めました。
仙厓が本格的に絵を描き始めたのは聖福寺の住職時代の40代後半になってからと見られ、ユーモアに富んだ飄逸な画を残しています。
永青文庫には設立者である細川護立が集めた100点以上の仙厓の作品が所蔵されており、今回はその中から選りすぐられた作品と、あわせて兄弟子にあたる誠拙周樗などの仙涯の周辺の禅僧の書画が展示されるようです。
前期と後期で大幅な展示替えがされるとのこと。禅や書画にご興味がありましたらぜひ。
立夏を過ぎ梅雨入りとなる前にご実家の骨董品やお蔵の整理を計画されている方もいらっしゃるかと思います。藝品館では骨董品、茶掛けや仏画、茶道具などの買取も承っております。
煎茶道具や漆器など数が多いものや、花瓶や壺など大型で場所をとるものなど、手放される予定のものがございましたら、一度お気軽にお問合せください。