釉薬とは
釉薬(うわぐすり/ゆうやく)とは一般的に陶磁器の表面にかかっている、陶磁器の景色や色の元になっている重要な皮膜の部分を、釉薬は普通、うわぐすり、またはつやくすりと言います。その内訳についてはさらに硝子薬や水薬などの呼び分けもしますが、総称としては上釉の文字を使います。
技術家は多く釉薬をゆうやくと音読し、または単に釉(ゆう)と略称しています。種類分けの場合は何々釉と呼ぶ習慣になっています。特に中国陶磁器では種類が多く、発色や見かけによって澱青釉や海鼠釉など様々な呼び名があります。