下駄印とは
下駄印(げたいん)とは陶器の底にげたの歯のように三条のあとがあるものをいいます。伊賀焼・信楽焼に多く見られます。
昔の伊賀・信楽の轆轤台ははなはだ不完全なもので、台のさおとなっているはめ込みの二本の桟に、はなはだしく凹凸があったので、柔らかな胎土をその上にのせると自然その底に凹凸のあとがついてそのまま焼き上がり、その痕跡を後世げた印というようになりました。
下駄印(げたいん)とは陶器の底にげたの歯のように三条のあとがあるものをいいます。伊賀焼・信楽焼に多く見られます。
昔の伊賀・信楽の轆轤台ははなはだ不完全なもので、台のさおとなっているはめ込みの二本の桟に、はなはだしく凹凸があったので、柔らかな胎土をその上にのせると自然その底に凹凸のあとがついてそのまま焼き上がり、その痕跡を後世げた印というようになりました。