傅益瑶作品の買取について
藝品館では傅益瑶作品の買取査定を行っております。
傅益瑶の絵画・水墨画等の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。
経験豊富なスタッフや中国美術専門家が責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。
傅益瑶という人物
傅益瑶 (ふえきよう 1947-) は中国現代の画家です。
傅抱石の子女として江蘇南京に生まれた傅益瑶は、中国美術界・画壇での偉大な父をもつその環境から、幼少時には却って絵画に興味をもつことができなかったといいます。
大学で中国古典文学を学び始めた頃に父が亡くなり、更には文化大革命における上山下郷運動によって徴農された傅益瑶は、父への思いとその自然の中での暮らしから絵画を学び始め、ました。その後、現在の中国としては第一期の国費美術留学生として父と同じ武蔵野美術大学(旧・帝国美術学校)へ留学し日本画を学び、卒業後は東京芸術大学にて平山郁夫に師事することで、中国と日本両国の歴史・文化・創作技法に深く通じていき、その創作活動や文化活動によって日中の文化交流においても大きな貢献をなされております。
傅益瑶の作風
傅益瑶の創作は父の作品の臨模から始まり、中国伝統の水墨表現を基礎としながら日本画の技法も強く取り入れた、独自の水墨画を確立しています。
父の教えにより文化に対する探求を重んじ、来日以来の様々な出会いによる日本各地の伝統的な祭事・神事や仏教などへの関心から、傅益瑶の画にはそれらを題材として数多く制作されております。