唐雲作品の買取について
藝品館では唐雲作品の買取査定を行っております。
唐雲の花鳥画・山水画・人物画などの中国絵画・水墨画・掛軸・書画等の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。
経験豊富なスタッフや中国美術専門家が責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。
唐雲という人物
唐雲 (とううん 1910-1993) は中国近代の書画家です。
字は侠塵。他の号には大石・葯城など。
唐雲は幼少時より絵画を好み、上海美術専門学校に勤めるなど長年美術教育に従事します。
闊達とした度量で知られる唐雲は、上海芸術界において多くの人望を持っておりました。古典絵画と絵画史にも明るく、鑑定にも高い審美眼を持ち合わせていた唐雲は上海美術家協会副主席・上海博物館鑑定委員・中国美術家協会理事・上海文化物保存委員・上海中国画院名誉院長など数多くの芸術にまつわる職務を歴任。また、福岡市美術館の開館時には来日し、芸術交流を行いました。
杭州の唐雲芸術館には、唐雲の作品や彼の収集品が多く展示・収蔵されております。
唐雲の作風
唐雲はおもに花鳥画を能く描き、山水画・人物画なども描きました。
伝統絵画を非常に好んだ唐雲は、石濤・八大山人らや、その影響を受けた呉昌碩・斉白石らの書画を多く収集しました。
その伝統を自身の画に取り入れ作風に昇華させた唐雲の作品は、重厚でありながらも活き活きとした描画であり、色彩には自然な鮮やかさがあります。
書にも優れ、草書・篆書そして行書を能くしました。