范曽作品の買取について
藝品館では范曽作品の買取査定を行っております。
范曽の人物画などの中国絵画・水墨画・掛軸・書画等の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。
経験豊富なスタッフや中国美術専門家が責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。
范曽という人物
范曽 (范曾/はんそう 1938-) は中国の書画家です。書・詩文にも優れ、現代中国の三絶といえる人物です。
北宋に続く文人家系の生まれであり范仲淹の末裔にあたる范曽は、幼少時より画を学、南開大学にて歴史学を、中央美術学院にて中国画を学んだのち、自らの書画制作活動だけではなく教育指導者や文化活動者として、多くの活躍をしておられます。
范曽の評価は作品のみならず、四川大地震の折など多額の寄付をしたりといった社会的貢献からも、中国国内では絶大な人気を誇っております。世界各国、日本各地でも個展開催などで范曽作品は高く評価されておられますが、日本との縁は深く岡山には范曽美術館があり、現在では特別に年に3日だけではありますがその作品が公開展示されております。
范曽の作風
書・詩文もさることながら范曽といえばやはり、人物画です。
その水墨の、白描的な輪郭を描く線は奔放剛毅でありながら現代的なその構図を緻密に捉え、そして淡くしかし効果的に彩られた着色が范曽の大変印象深い作風であります。歴史学の教養に基づくモチーフなど、根底は伝統的中国絵画でありながら現代的な感性が、范曽の人物画には随所に多く取り入られております。