方以智作品の買取について
藝品館では方以智作品の買取査定を行っております。
方以智の書画・掛軸・扇面・山水画などの中国絵画等の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。
経験豊富なスタッフや中国美術専門家が責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。
方以智の人物と作風
方以智 (ほういち) は中国,明末・清初の安徽省桐城出身の学者、思想家、科学者です。
字は密之、号を曼公、鹿起、龍眠愚者など。
代々著名な学者を輩出し、易学を家学としていた環境に生まれ育ちました。またその当時はイエズス会士によるヨーロッパの学問流入の最盛期で、方以智自身もイエズス会士アダム・シャール(湯若望)と交流がありました。質測という当時の全学問分野と通幾という根本法則を探究する哲学、さらにヨーロッパの諸学を取り入れ形成した百科全書『物理小識』や『通雅』は江戸時代の日本で大いに読まれました。
1640年に進士となりましたが李自成の乱による明の滅亡後、南方へ逃げ、清軍の追っ手を逃れて梧州で出家し僧侶となりました。
山水画は粗い構成の画風を得意としていました。