白雪石作品の買取について
藝品館では白雪石作品の買取査定を行っております。
白雪石の山水画などの中国絵画・掛軸・書画等の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。
経験豊富なスタッフや中国美術専門家が責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。
白雪石という人物
白雪石 (はくせつせき 1915-2011) は北京生まれの中国画家、美術教育者です。
諱は何須斎。
幼いころより絵画を学び、若い頃は趙夢朱と梁樹年に師事しました。
1937年から1948年には個展を何度もひらき、また湖社画会、中国画研究会にも参加しました。後に北京師範学院、北京芸術学院で教鞭をとり、中央工芸美術院教員、北京山水画研究会会長も務めました。
政治にも熱心であった白雪石は、人民大会堂などのホール用に、たびたび山水画の大作を製作しました。
白雪石の山水画
60年代の文化大革命の時代にも、白雪石はその制作の手を休めることはありませんでした。生徒を連れ、白雪石が画題とした山々に旅し、写生をしたと伝えられています。白雪石は宋元の山水画に影響を受け、自身も山水画で高名となりました。
黄山や、泰山の桂林の風景を20年以上にわたって描き、その作品は多くの人びとに愛されました。
白雪石が描いた青緑の山水画には、自然の精気が満ちています。しっとりと霧深い山並みや、銀の鏡のような水面。その清閑な山水画には、瞑想に耽るような時空の流れがあります。