石橋和訓作品の買取について
藝品館では石橋和訓作品の買取査定を行っております。
石橋和訓の洋画・日本画・絵画・掛軸等の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。
石橋和訓という人物
石橋和訓 (いしばしかずのり/かずよし/わくん 1876-1928) 島根県飯石郡 (現在の出雲市) 出身の洋画家で、号は耕雲・中雅といいます。
和訓は元々は滝和亭に日本画を学んでいましたが、その後洋画に転向しました。渡英してロイヤル・アカデミーを卒業した後、帰国して(文部省美術展覧会)や帝展(帝国美術院展覧会)で活躍しました。石橋氏は帝展の審査員としてもその才能を発揮し、多くの若手画家の指導にもあたっています。
彼の作品は西洋美術の技巧を取り入れつつ、日本独自の感性や風景を表現していました。日本画は出身地である島根県内にも多く残っており、師の作風から影響を受けた伝統的日本画でありますが、洋画では大変写実的な多くの肖像画を残しました。
1928年に52歳で亡くなるまで、石橋和訓は日本の洋画界に多大な影響を与えました。彼の生涯と業績は、洋画と日本画の融合を試みるなど、当時の日本美術界において多くの新しい可能性を開拓したと言えます。