鄭孝胥作品の買取について

藝品館では鄭孝胥作品の買取査定を行っております。
鄭孝胥の書画・掛軸・扇面などの売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。
経験豊富なスタッフや中国美術専門家が責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。

鄭孝胥という人物

鄭孝胥 (ていこうしょ 1860-1938) は鄭孝胥は中国清時代、福建省閩県出身の政治家・書家です。
字を太夷、号を蘇戡、蘇龕。
駐日公使館書記官や神戸大阪総領事を務めたのち、湖南布政使となりました。辛亥革命以降は上海の出版社である商務印書館で経営に従事しました。民国13年(1924)には内務府総理大臣として宣統帝に勤仕し、紫禁城退去の際にも宣統帝に付き添いました。後の民国21年(1932)には満州国初代の国務総理を務めました。

鄭孝胥の作風

鄭孝胥は詩文や書を能くしました。鄭孝胥は日本にゆかりがあったため、国内にもその書作品が伝来しています。
書は行書がよく知られ、テンポのよい筆運びで、細い線から太い線への柔軟な変化と対比が特徴的です。また、右上へ引っ張り上げられているかのような、軽やかな書風も魅力にあふれています。