交趾とは

交趾(こうち)とは現在の安南・サイゴン地方ですが、一般に交趾焼と称しているものは、中国南部の広東・浙江省宜興・蜀山・鼎山などで鋭かれたもので、土は柔らかく暗色を帯び、緑・責・紫色のいわゆる三彩の交趾釉がほどこしてあります。明末から清代にかけて焼かれました。日本では黄交趾などと言えば黄色の釉薬の単一の透明感ある焼き物などを指します。

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