古渡とは

古渡(こわたり)とは普通金欄の時代区分に用いる語で、文明ころ、すなわち足利義政の時代に舶来したものを古渡りと称しています。金蘭以外に派生し陶磁器や古美術品、骨董品にも古渡という名称が付けられ、諸外国、主に中国からの舶来ものを指します。
さらに、文明時代よりさかのぼって、応永ごろに舶来したものは、極古渡 (ごくこわたり)と称して区別しています。