河浜支流とは
河浜支流(かひんしりゅう)は永楽保全の銘印です。保全は文政年間に紀州侯徳川治宝に招かれて借楽園焼をはじめましたがその作品は侯のお気に入りだったので、「河浜支流」の金印と、「永楽」の銀印を賜りました。「河浜支流」の号は「舜河浜に陶す」という故事により、その末を汲むという意にちなんだものです。
保全の子である和全もこの号を用いましたが、父の印は楷書、子のほうは草書風のものです。また保全は単に「河浜」とあるだけの印も用いました。
河浜支流(かひんしりゅう)は永楽保全の銘印です。保全は文政年間に紀州侯徳川治宝に招かれて借楽園焼をはじめましたがその作品は侯のお気に入りだったので、「河浜支流」の金印と、「永楽」の銀印を賜りました。「河浜支流」の号は「舜河浜に陶す」という故事により、その末を汲むという意にちなんだものです。
保全の子である和全もこの号を用いましたが、父の印は楷書、子のほうは草書風のものです。また保全は単に「河浜」とあるだけの印も用いました。