小野桑園作品の買取について

藝品館では小野桑園作品の買取査定を行っております。
小野桑園の茶道具などの焼物・陶磁器等、陶芸作品のの売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。

小野桑園という人物

小野桑園 (おのそうえん ?-1855) は江戸時代後期に岡山で活躍した陶芸家です。

現在の岡山県倉敷市に天保の頃生まれたとされる小野桑園の生家は豪農で京都の漢学者・頼山陽ら文化人と交流を持っていました。
桑園は当時、陶芸が流行していた中で作陶を始めました。師は青木木米、仁阿弥道八であったとされ、京に習いに行ったか、呼び寄せたかは判然とはしていません。しかし現在でも岡山県に多くの木米作品が残るため、木米は招来されていた可能性があります。
道八の指導の元、長尾に築窯したとされ、この地には、道八の弟子・清風与平や2代・清水六兵衛なども招来されたようです。京の名だたる名工が訪れた窯として桑名焼、長尾焼の名を昭和に至るまで残し、主に京焼風の染付磁器や楽焼の茶碗を焼いていました。残る作品からは三島風のものも見られます。