李苦禅作品の買取について

藝品館では李苦禅作品の買取査定を行っております。
李苦禅の花鳥画などの中国絵画・書画・掛軸等の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。
経験豊富なスタッフや中国美術専門家が責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。

李苦禅の人物

李苦禅 (りくぜん 1899-1983) は、中国山東省高唐生まれの現代書画家、美術教育家です。
名を英、字を超三、励公。
国立北京美術学校で西洋画を学んだのち、1923年に斉白石に師事しました。中国美術学院や中央美術学院などで教鞭をとり、中国美術家協会理事、中国画研究院委員会などを歴任しました。
特に花鳥画を能くし、晩年にはしばしば巨大な大作を制作し、そのうちのひとつは22平方メートルにも及びました。

李苦禅の花鳥画

李苦禅は伝統絵画を吸収し、石濤八大山人、揚州画派、呉昌碩や斉白石などの画家たちから影響を受けました。
花鳥画に優れた李苦禅は、鷹の画を多くのこしました。即興的で自在な運筆がなされ、現代的なスピード感にあふれた作風です。簡略化された作画の展開の速さと、墨色の余韻の対比が、それまでの中国絵画で類をみない、とてもおもしろい作品です。
そうした李苦禅の作品は、中国絵画の重鎮である斉白石や徐悲鴻からも高い評価を受けました。