足利紫山作品の買取について

藝品館では足利紫山作品の買取査定を行っております。
足利紫山の書画・掛軸・扁額等の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。

足利紫山という人物

足利紫山 (あしかがしざん 1859-1959) は愛知県生まれの臨済宗の僧侶です。臨済宗方広寺派の管長、臨済宗十三派合同の初代管長などの要職を務めました。
紫山は江戸時代末期、1859年に一之宮村(現在の一宮市)で生まれ、7歳で地元を離れ、静岡県清水市にある清見寺に出家しました。出家後は安井息軒から儒教を学び、泰竜文彙や荻野独園の下で修行を積み、32歳の若さで大分県にある万寿寺の副住職となります。
3年後に住職となった紫山は、1926年に方広寺管長を務め、臨済宗が連合した1941年に臨済宗の初代管長になりました。毒語心経提唱など書籍も多く残しています。

僧として不動の地位を築いた紫山老師ですが、多くの書を残し、達磨自画賛などその作風は自由奔放かつ大胆であることで知られます。高僧としての威厳を書からも感じることができ、その線の構図からも孤高の雰囲気を醸し出しており、人によって多様な印象を受ける作品が特徴です。