斎田梅亭作品の買取について
藝品館では斎田梅亭作品の買取査定を行っております。
斎田梅亭の茶入・棗・香合など茶道具や飾筥等の截金作品の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。
斎田梅亭という人物
斎田梅亭 (さいだばいてい 1900-1981)は京都府出身の截金師です。
京都西本願寺の截金仏画を制作する斎田万次郎の子として生まれた梅亭は京都市美術工芸学校を卒業後、代々続く家業の6代目として截金の工芸の制作を行います。
1946年には赤坂離宮迎賓館の屏風霞文様を制作。伝統的な截金の手法を昭和の時代によみがえらせました。
写実的で繊細な現代アートのような截金は、家業を継ぐ前に百貨店でデザインを行っていたことに影響します。伝統と現代アートの見事な融合は、見る人に伝統工芸の新たな可能性を示し、国内外で梅亭の制作した截金が今も用いられています。
こうした功績が認められ、斎田梅亭は截金の分野で初めて国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。