切手の買取について

切手買取は藝品館へおまかせください。

切手は、ポストと並ぶ郵便の象徴です。
切手は、単に手紙などによる郵便料金の証であるばかりではなく、3cm四方に秘めた美しさから”小さな美術館“とも呼ばれています。

切手の買取や鑑定査定はご気軽にご相談ください。

切手とは


日本で最初に発行された「竜紋切手」以来、「記念・特殊切手」「昔話シリーズ」「自然保護シリーズ」「相撲絵シリーズ」「近代美術シリーズ」「日本の歌シリーズ」等々多くの切手が発行されました。
その中でも切手コレクターに珍重されているのが、手彫りの版で印刷した「手彫切手(てぼりきって)」です。

日本初の切手は、1873年発行の「竜紋切手」

切手はもともと商品券の意味を持ち、当初は「切符手形」と呼ばれていました。それがいつしか省略され、「切手」になったのです。 「切符」が手形のように支払証明の際の、紙を指す語として使われていたのです。

郵便切手の由来は、最初の切手の登場と言われておりますイギリスで1840年に始まった郵便制度にあります。イギリスから発行された1ペニー切手が、世界で最初の切手となったのです。シートは240面というもので、ビクトリア女王の図案でした

日本で初めて発行された切手は、1871年(明治4)に発行された竜紋切手でした。これは江戸時代の通貨による額面表示となります。
また日本で発行された切手の最小サイズとも言われています。

切手コレクターが珍重する手彫切手

手彫切手とは、一口に言えば、手彫りの版で印刷したものです。手彫りであるため全く同じものを作ることが難しく、切手偽造にも繋がる優れものです。
職人も高度な技を身に付けたベテランでないと作れないもので、切手コレクターの中でも手彫切手は非常に珍重されています。
日本の最初の切手「竜紋切手」から、1920年(大正9)まで45種類の切手が発行されました。手彫切手の版の制作は、京都の松田敦郎(緑山)が担当1872年(明治5)の政府が打ち出した「貨幣制度改正」に伴い、半銭・壱銭・弐銭・五銭の切手を、1874年(明治7)には、龍の手彫切手・桜手彫切手・鳥の手彫切手を発行しています。

手彫切手も数多くの種類が発行されました。代表的な切手には竜紋切手・竜銭切手・桜和紙カナ無し仕切手・桜和紙カナ入り切手・鳥切手・桜洋紙改色カナ無し切手・桜洋紙改色カナ入り切手、桜図案改正切手等があります。