山田常山作品の買取について

藝品館では山田常山作品の買取査定を行っております。
山田常山の朱泥急須などの煎茶道具やぐい呑み、常滑焼陶磁器等の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。

山田常山とは

山田常山 (やまだじょうざん) は幕末から現在にまで至る常滑焼の陶工の家系です。

平安時代末期から続く常滑焼は、江戸時代後半に小型の陶器である小細工物が流行しました。その中で特徴的な朱泥を用いて完成された急須が誕生し、明治期の常滑焼の産業構造を大きく転換しました。
この時代に山田常山は頭角を現し始め、急須の名品を生み出しました。

開祖は元尾張藩士の吉原葭州で、篆書や山水画と共に手捻りの急須や香合を多く制作しました。初代山田常山は轆轤作りによる急須作りに専念し、多くの優品を残しました。二代目は伝統の技を発揮しつつ、著名な書家や画家の彫刻を急須に施しました。
そして、三代目山田常山は、愛知県で初めての人間国宝に認定された人物です。幼い頃に初代から教えを受け、昭和48年(1973年)のフランス第3回ビエンナーレ国際陶芸展において名誉最高大賞を受賞しました。その後の数々の功績が認められ、平成10年(1998年)には国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認められました。

山田常山の作風

山田常山の特筆すべき特徴は、急須を極めたことです。
鉄分を多く含む赤茶色の朱泥を用いた急須は、本体、注ぎ口、把手、蓋といった全ての部品を精緻な轆轤による成形によって端正な仕上がりによって成形しています。また、注ぎ口のみの茶注や、注ぎ口と直線上に付く把手など形や意匠に多くの拘りを見せています。

また、代々から続く技法を継承しながら、三代目常山は様々な試みを行っています。
朱泥土急須の他に紫泥、烏泥などの陶土を用い、古常滑独自の自然釉の急須を制作する一方で、北欧のデザインに触発されたモダンな急須まで100種類以上を超える作品を制作しています。