曾我蕭白作品の買取について

藝品館では曾我蕭白作品の買取査定を行っております。
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曾我蕭白という人物

曾我蕭白 (そがしょうはく 1730-1781) は京都生まれの江戸時代の中期の画家で、独特の筆致で人物画を描いたことで知られています。

蕭白の生涯にはまだ謎も多くその出自については近年研究も進みましたが、29~30歳ころと35歳ころには伊勢地方を遊歴したと考えられ、その痕跡として津や松坂の寺院・旧家に障屛画などが残されています。同時に蕭白の奇行に関する逸話が伝わっており、一風変わった人物であったことがうかがえます。
蕭白は中国の故事人物といった伝統的な主題を多く描いているため、同時代の京都で台頭していた円山派などと比較した場合には保守的と評価されることがあります。しかし、独特の荒々しい筆致で描かれた水墨画や色彩の対比が強調された作品は作者の主観や個性を前面に押し出したもので、当時としては極めて前衛的な表現であるといえるでしょう。
代表作品として群仙図屛風商山四皓図屛風寒山拾得図などがあります。