清水卯一作品の買取について

藝品館では清水卯一作品の買取査定を行っております。
清水卯一の蓬莱耀・青瓷・白釉などの茶碗・花瓶・壺等、陶磁器作品の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。

清水卯一という人物

清水卯一 (しみずういち 1926-2004）は京都府出身の陶芸家です。

京都市東山区の五条坂の京焼卸問屋に生まれた卯一は、急逝した父の家業を継ぐために立命館商業学校に入学します。しかし陶芸家へあこがれから中退し、石黒宗磨に陶芸を学びました。
その後自宅を工房にし作陶活動を続け、ブリュッセル万博にてグランプリ、プラハ国際陶芸展にて金賞、ワシントン国際陶磁器展にて最高賞、イスタンブール国際陶芸展にてグランプリを受賞など大変な活躍をもって国内外で高い評価を得ました。1970年、陶芸に最適な土と釉薬を求めて滋賀県志賀町の蓬莱山麓、琵琶湖畔に移り住み蓬莱窯を開窯し作陶活動に励みました。石黒宗麿に続き陶芸家として人間国宝に認定されるなど、国内での活動を行う中で紫綬褒章をはじめ多くの功労賞を授与されました。

卯一のこだわった土から力強さが生まれ、その独特の鉄釉をはじめとした釉薬からは多種多様な色彩が生まれ、見る人を陶芸の奥深い世界へと連れて行きます。現在でも茶道具やぐい飲みなどの器としても高い人気を持っています。