志野宗信作品の買取について

藝品館では志野宗信作品の買取査定を行っております。
志野流の香道具や書画・掛軸、志野焼・志野茶碗など茶道具等の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。

志野宗信という人物

志野宗信 (しのそうしん 1443?-?)は室町時代から戦国時代にかけて将軍家に仕えた同朋衆であり、志野流香道の祖です。別号には松隠軒。

京都に上洛した宗信は、室町時代の将軍足利義政から香の式を命じられ、茶道・華道・能楽などと並び、同朋衆として香道を確立しました。しかし、その生涯についての資料は乏しく、出生地も生没年も諸説あり定かではありません。
宗信の確立した香道は香木をたく優美な楽しみとして、室町時代の足利将軍家や安土桃山時代の天下人たちに重用され、無の境地で香りを楽しむということから戦国時代の武将たちにも愛されました。現在でも志野流香道は途絶えることなく香木を楽しむ流派として、その高尚な流儀が受け継がれています。

また同朋衆として志野流茶道の祖でもあり、俗説ながら志野茶碗で有名な志野焼も宗信が焼かせたのが始まりであったといわれることもあります。