土田友湖の茶道具買取について

藝品館では土田友湖作品の茶道具の買取査定を行っております。
土田友湖の仕覆や袱紗など茶道具の売却や鑑定をお考えの際は、是非お気軽に当館へご相談ください。
経験豊富なスタッフや茶道具の専門家が責任ある評価・査定を行い、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示いたします。

他の作家作品の茶道具の買取も行っております。

土田友湖とは

土田友湖(つちだゆうこ)は千家十職の袋師で、千家で用いられる裂、紐、糸に関係する茶道具を制作しています。
すなわち、茶入や茶碗を入れる袋である仕覆しふく(仕服)や、袱紗ふくさ、茶席の柱飾りの訶梨勒かりろく、茶壺にかける網や口覆い、他の職家と共同制作をする風炉先屏風、炭斗、香合、茶碗、茶杓、桐箱の袋などを作っています。
裂の見立てと仕立て、また、場合によっては裂の図案のデザインまで手掛けています。

土田家のはじまり

土田家の祖先は江州蒲生郡土田村出身で、彦根藩主井伊家に仕え鉄砲組頭を務めていました。
その孫にあたる初代土田友湖、半平は武士を辞め、出身の近江から上京し、西陣の仲買をしていました。やがて半平は、袋物の名手・二代亀岡二得かめおかにとく、宗理のもとで袋物の制作技術を学びました。
そして亀岡二得が伊勢藤堂家の茶頭さどうになると、半平は二得より袋物制作の家業一切を譲り受けることになりました。

土田友湖歴代

初代 土田友湖
半四郎 元禄2年~明和2年(1689-1765)
二代 土田友湖
半四郎 享保17年~宝暦7年(1732-1757)
三代 土田友湖
半四郎 延享4年~天明4年(1747-1784)
四代 土田友湖
くに 享保5年~享和元年(1720-1801)
五代 土田友湖
半四郎 安永8年~文政8年(1779-1825)
六代 土田友湖
半四郎 文化元年~明治16年(1804-1883)
七代 土田友湖
半四郎 天保7年~明治44年(1836-1911)
八代 土田友湖
半四郎 文久2年~明治44年(1862-1911)
九代 土田友湖
半四郎 明治26年~大正3年(1893-1914)
十代 土田友湖
あさ 万延元年~昭和15年(1860-1940)
十一代 土田友湖
半四郎 明治37年~昭和40年(1904-1965)
十二代 土田友湖
昭和14年~(1939-)