京都の骨董品買取・古美術品の鑑定査定について
京都の茶道具や掛け軸など骨董品買取は藝品館へおまかせ下さい。
骨董品の相続や蔵整理など骨董品や美術品を鑑定、もしくは査定額を出さないといけない場合、専門の鑑定士や専門家による鑑定が必要です。売買するにしても納得できる専門的な知識や根拠が明確に説明されることが大切ではないでしょうか。
古代から近代までの幅広い美術品の価値を正確に評価することには大変なデータベースや資料が必要となり、博物館や学者などとの連携も必要となってきます。藝品館では数々の専門家とチーム一丸となって連携し、納得のいく評価、鑑定をすることができます。
当館は京都府内全域で出張査定無料です。お取引が成立しなかった場合に、出張査定・鑑定料などの費用を請求することはございませんのでご安心下さい。また他店で鑑定の難しいものでも対応可能です。
公的機関や法人様、弁護士様・税理士様など士業の方からの相続等の美術品評価査定も承っております。
骨董品に関するご相談はぜひ一度、お気軽にご相談・お問い合わせください。



骨董品のよくあるご相談
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使わなくなった茶道具や骨董品を売りたいが、どのくらいの価値のものなのか?
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作者やどのようなものかもわからない骨董品だが、価値はあるものだろうか?
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蔵に置いてある埃を被った骨董品を片付けたいが、売れるものなのだろうか?
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汚れていたり破損していたりする状態の悪い骨董品だが、買取できるのだろうか?
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先祖からの言い伝えの大切な骨董品だが、適切に買取してもらえるのだろうか?
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古そうなものが遺品整理から出てきたが、買取できる価値のあるものだろうか?
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実家に美術品や骨董品が多数あり、相続の評価が必要だが可能なのだろうか?
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蔵を整理していたら知らなかった刀が出てきたが、どうすればいいのだろうか?
どのようなご相談でも、まずは気軽にお問い合わせください。藝品館は骨董品のスペシャリストです。
専門家としてのあらゆる観点、そして経験のみならず歴史的に蓄積されたデータから、お客様の質問にご納得のいただける根拠を提示し、骨董品の適切な価値評価をすることが可能です。
骨董品の価値について
作家や作品が生まれた時代の背景、作品に込められた意図や技法などを詳細に査定し、お持ちの骨董品が持つ本当の価値を明らかにします。京都府内での茶会や、地元ゆかりの作家、歴史人物にまつわる骨董品の鑑定買取には特に力を入れており、これらの品々が持つ文化的、歴史的価値を高く評価しています。
古い茶道具の買取
日本の伝統文化として、茶道は多くの人々に愛されています。それに伴い、古い茶道具も大変骨董的価値のある美術品です。茶道具では骨董品の中でも特に伝来の経緯が重要視され、それを証明する箱書や極書など付属品も多く付いていたり、これが鑑定時の評価額に影響を与えるものでもあります。
特に、歴史的背景や有名大名の所持などの来歴が明確なものは高額で取引されることも多々あります。藝品館では、それらの鑑定や伝来の追跡が難解な茶道具や古美術品であっても専門家が丁寧に査定いたします。
掛け軸の査定
掛け軸には、作家の名前や時代背景など、価値を左右する多くの要因があります。藝品館では、それらの背景、そして誰が描いたのか、またなぜここに伝わっていたのか?など詳細に説明しながら、納得いただける鑑定の機会となるように努めます。
実家の蔵整理の必要性
実家の蔵整理は多くの場合、家族の思い出と共に、時に忘れ去られていた価値ある品々を発見する機会です。私たちは、これらの品々が適切に評価され、新たな場所でその価値を発揮できるよう、誠心誠意サポート致します。
京都の地元ゆかりの作家や作品に関する近年の評価は、国内外で高まっており、特に古い茶道具や掛け軸は、芸術品としての価値だけでなく、歴史的価値をも再認識されています。
相続時の骨董品査定
相続によって引き継がれた骨董品や絵画は、家族の歴史と共に受け継がれる貴重な資産です。これらの品々がどのような背景で伝世し、どのくらいの価値があるのかを作家や制作された時代を含め、詳細に査定し、その価値をお客様に詳しく説明します。
特に京都府には整理に戻られたりするケースが多く、現地での立ち会いが必要となるケースが多いと思います。このような場合でも柔軟に対応させていただきます。査定後現地で買取も可能です。
公的機関や法人様、弁護士様・税理士様など士業の方からの相続等の美術品評価査定も承っております。
骨董品の買取における藝品館の強み
創業六十年の老舗だからできる販売網で買取価格に強みがあります。
骨董品は一点物であるため、ご所望するお客様の多さで価格が大きく変わります。老舗だからこそ多様なお客様の、様々なご要望をお受けしているからこそできる高価買取です。
必ず目利きが伺います。
専門の目利き鑑定士が一点一点丁寧に鑑定し査定買取いたします。骨董品は対象範囲も広く専門店でないとできない買取価格及び鑑定法がたくさんあります。当店は同業他店からも鑑定依頼を多数受けており専門的なご説明や対応も可能です。またご依頼主のご希望に沿った売却方法を精査し一番良い形を提案します。
当館だけの特別な売買データの蓄積や、江戸時代からの絶版となっている鑑定用専門書籍や来歴調査を行うことにより他店にはできない付加価値をつけ、より最良の買取価格及び換金可能額を提案致します。
相続時の査定でも根拠ある価格資料のもと査定見積書を作成可能です。
京都の歴史と古美術品・骨董品
京都府は南北に長く、日本海に近い丹波地方、内陸部にある山城地方に分かれています。
また古美術品や骨董品の故郷とも言えるゆかりの街であり、京という日本の中心に時代を問わず東西南北から多くの人々が往来し、活発な活動をしています。
弊社近くの二条城では狩野派による壮大な障壁画があります。狩野派による芸術性の拡張は二条城のみならず、調度品においても都である京都の建造物に歴史的価値を付加するだけでなく、近年の観光産業の源泉の生みの親と言えるでしょう。
このことは狩野派だけでなく京都の歴史上の創作活動に尽力し素晴らしい芸術を残した芸術家全員に言えることだと思います。
狩野派だけでなく古くからの芸術家や文化人、交流した海外の美術作品は京都に数多く今も残っており、多く鑑定買取させていただいております。また買取するだけでなく、芸術品に意義のある橋渡し役として日々努めております。
京都といえば京町屋ですが、併設する昔ながらの蔵には生活としての用の美を纏った民藝品だけでなく、思わぬ美術品や新発見の絵画が見つかることがあります。
例えば京都市有形文化財でもある伴市(伴家住宅)では池大雅の墨絵が普通に貼られた状態で残っています。一般の家屋の襖絵や寺院などにも四条派の画家の作品や、調度品でさえも貴重な墨跡や土佐派の絵画など見受けられます。
このように普段人の行き来の多いところの骨董品は破損していることも多いですが、状態のいかんに関わらず多くは買取可能なものが多いですので、割れていたり状態が一見悪くてもまずはご相談ください。
また、京都は著名な富岡鉄斎を始め数々の文人達が交流し、たくさんの文物・骨董品が展示収蔵されている場所です。なかでも大田垣蓮月は鉄斎とともに合作の煎茶道具など数多く制作しました。

京都市有形文化財 伴家住宅
京都府北部に関しましても日本三景の天橋立をはじめ、舞鶴近辺でも数々の重要文化財クラスの美術品が発見されて、美術館に収蔵されたり収蔵家の手に渡っています。舶来物といって珍重していた以前は、北前船の交易の盛んであった日本海側が表日本でありました。

西舞鶴旧市街
京都をゆかりとした風景や画題
風景
京都府には景勝地が様々にあり、特に宮津にある天橋立は、細い洲浜に多くの松が林立し絶景の地となっており、平安時代より多くの歌人、俳人、絵師、画家が訪れ天橋立を作品にしています。最も有名な天橋立を描いた絵画は、京都国立博物館(京都府京都市東山区茶屋町527)に収蔵される雪舟の描いた国宝 紙本墨画淡彩天橋立図 です。
他に祇園祭や各神社の祭りを描いた祭礼図や、有名社寺の境内などを描くものや、笠置寺や清水寺などの有名社寺に詣でる参詣曼荼羅なども描かれました。室町時代にいたり市内の名所を一つの画面にまとめた、洛中洛外図のような名所絵なども描かれています。
江戸時代には京の名所を案内する 都名所図会 拾遺都名所図会 などの図会が発行され、ますます京は人々の関心を集める地となりました。これらの図会では嵐山、嵯峨、東山、醍醐、伏見、金閣寺、北野天満宮など今でも観光地となっている場所も多く、また宇治や山崎、八幡、笠置山なども取り上げられています。
これらの図会は俯瞰図や風俗図が挿絵として入っており、各地の名勝図会刊行のさきがけともなりました。また変わったところでは有名庭園を案内する 都林泉名勝図会 なども発行されており、神泉苑や龍安寺などの名庭園のみが紹介される珍しいものとなっていて、京ならではの書籍として存在しています。
画題
大江山には酒呑童子の鬼伝説、麻呂子親王の鬼退治、日子坐王の土蜘蛛退治などの様々な伝説があり、平安時代から多くの絵画が制作され、江戸時代には浮世絵の武者絵や歌舞伎などの題材となりました。
戦国時代末期には大山崎の地で天下分け目の戦い、山崎の戦いが行われ、最終的に勝利した羽柴秀吉が天下を取りました。また幕末に起こった鳥羽伏見の戦いの緒戦も山崎の地で行われ、これらの戦いは合戦図の良い題材となり、家名は伏せながらも浮世絵が制作されました。
江戸時代には江戸城松の廊下での刃傷沙汰から始まった、吉良邸討ち入りで有名な大石内蔵助が山科に居住し、討ち入りの後、一連の事件は様々な歴史上の人物に仮託され、忠臣蔵として歌舞伎や講談の人気の題材となり、浮世絵などでも京は大石内蔵助隠棲の地として描かれました。
また人物も画題となることがありました。京都の寺院の高僧の肖像画や頂相、高位の人々の肖像画などは人気の画題となり、また煎茶の席では京都府宇治市五ケ庄三番割34の黄檗山萬福寺の僧侶で煎茶道の開祖・売茶翁の肖像画が珍重されます。
京都と茶の湯
京都では特に茶が名産とされ宇治市や付近の城陽市、木津川市、宇治田原町、和束町には茶畑が集まっています。平安時代末に宋へ入った僧侶・栄西が茶の種と栽培法を日本へ持ち帰り、栂尾山高山寺(京都府京都市右京区梅ケ畑栂尾町8)の僧・明恵に送り、明恵が栂尾で栽培したのが始まりとされます。その後宇治に茶の栽培法がもたらされました。その後は広く茶は栽培され、庶民の間でも闘茶と呼ばれる産地当ての遊戯が流行するようになりました。
室町時代には室町幕府の支援と守護を受け、更に茶の栽培は栄えることになりました。また茶の湯の流行でも需要は高まり、千利休は度々宇治に来ては新茶の味を確かめ、宇治の茶は上等な品として、江戸時代の徳川幕府3代将軍・家光の時代からは徳川将軍家にも献上されるようになりました。献上の行列はお茶壺道中と呼ばれます。
江戸時代半ばには煎茶をそれまでの茶色いものでなく、青いものを宇治田原の永谷宗円が求め、青製煎茶製法を開発し、煎茶の気運を高めました。この青くみずみずしい茶は、宇治の黄檗山萬福寺の僧・売茶翁(高遊外)にも絶賛され、その後売茶翁が開いた煎茶道の基本の茶ともなっています。
京都市内の中京区界隈は茶道や煎茶も当時より盛んであり、美術品骨董品が多く収集されました。土地柄陶芸家や千家十職の美術工芸作家達も盛んに制作に励んだとみられ、住居跡地に関わらず近隣でも鉄瓶や茶釜など茶道具も多く現在でも使われています。
京都のやきもの
江戸時代でも当時の流行の先端であった唐物・中国のものを京焼・清水焼でも模倣し、あらゆる焼き物を作陶し高い技術の集積でオリジナルのデザインとして窯で創作する当時の流行の街でありました。ほかにも茶陶として現代でも続く楽焼、遠州七窯の一つ宇治市の朝日焼、仁清焼とも呼ばれる御室焼など多くの陶磁器の窯元があります。
京焼・清水焼
洛中近辺では深草周辺で、奈良時代より大寺院の瓦や緑釉瓦などが焼かれていましたが、平安時代に入ると焼物の火は途絶えます。日用雑器などは細々とした窯で焼かれていたとも考えられていますが、大部分は瀬戸や美濃、備前など全国展開した焼物を使用していました。
京の焼物に転機が訪れるのは室町時代に茶の湯が流行し始めてからです。室町時代後半には唐物や朝鮮陶器が珍重され、それの写しを焼く窯として粟田口焼などが開かれました。少し遅れて五条坂などの東山裾野に多くの窯が開かれています。粟田口からは野々村(現美山町大野)の清右衛門とされる人物が修行をして、茶人・金森宗和に見出され、野々村仁清と名乗り豪華な色絵陶器や逆に枯れた銹絵の陶器などを焼いて、京焼の色絵や独自性のある御室焼を完成させ、京焼に影響を与えました。野々村仁清の弟子からは尾形光琳の弟・尾形乾山が出現し、兄弟で協力しデザイン的で洒脱な焼物を製作しています。
18世紀頃には流行り始めた煎茶の器を焼くこともあり、初代・清水六兵衛などが良い煎茶器を焼き、名工と呼ばれています。その後奥田頴川が趣味で磁器を焼いて中国風の絵付けをし、京の焼物を大いに盛り上げます。奥田頴川の元からは青木木米、仁阿弥道八、欽古堂亀祐などが輩出され、茶碗から煎茶器など様々に端正な焼物を焼きました。
頴川以外のところからも名工と呼ばれる永樂保全・和全の親子が出て、交趾焼から金襴手まで多彩な焼物を製作しています。
明治には茶の湯が廃れ、一時京焼は危機に陥りますが、海外のジャポニズムの流行から輸出へ転換しました。粟田口の錦光山などは薩摩焼を主体に過剰とも言えるほどの装飾を施し、海外で好評を得ています。その海外向けの焼物を製作していた中でも、3代清風与平や伊東陶山、諏訪蘇山なども美しくシンプルな絵付けで、国名で評価されました。
昭和期以降には明治期の目まぐるしさはなくなりましたが、新たに京都の焼物は京焼として認識され、中でも五条坂付近や山科、炭山で焼かれているものは清水焼として国内では知られています、京の焼物は今でも最先端をゆく焼物として地位を保っています。
朝日焼
朝日焼は宇治茶の栽培が茶の湯の興隆とともに盛んになった慶長年間に宇治に開かれた窯です。茶の湯のための作陶を行い、奥村家一家のみで現在まで制作を続けています。初代・奥村次郎衛門藤作(陶作)の茶陶は豊臣秀吉に絶賛され、高い評価を得ています。
きれいさびの茶の湯の大成者・小堀遠州が作陶の指導をしたことから遠州七窯にも数えられ、遠州から朝日の名も拝領しています。遠州のきれいさびを体現する茶器として、評判となり宮廷から公家、大名などから求められました。江戸時代半ばごろの8世・陶作からは近隣にある萬福寺の煎茶の流行により煎茶器なども多数生産されています。
明治には支持基盤を失い危機にさらされますが、後の大正天皇が訪れ名を取り戻し、また民藝運動家のバーナード・リーチのために新たな窯を築いています。
朝日焼の特徴はミルクの様な淡い色あいのものが代表的で、宇治の土に含まれる鉄分が発色し赤色やオレンジ色の斑点が現れます。形はスッキリとしたデザインで構成され、茶碗も煎茶器も上品な形をしています。
楽焼
京焼に入らない焼物として楽焼があります。軟質施釉陶器の黒い黒楽茶碗が有名です。桃山時代に瓦を焼いていた樂家初代・長次郎が千利休に見出され、侘び茶にふさわしい茶碗を焼き上げたことから始まり、2代の常慶も出来のよい作品を焼き上げ、豊臣秀吉から樂の銀印を授けられています。
ここから現代まで樂の家系は続き、明治時代には困難がもありましたが、現在まで茶碗の名器として茶の湯を嗜む者の憧れとなっています。
玉水焼
水焼は、楽焼4代一入の子である一元が、井手町にある母の故郷・玉水の地で開いた窯です。桃山時代から茶人たちに珍重された楽焼の唯一の脇窯です。一元は玉水の地で父の作風を模作しながらも、樂の初代・長次郎や交趾焼などの色絵陶器なども研究しています。千家や公家などに作品を納め、一時期は非常に存在感があったようです。8代目まで続きましたが明治に入り断絶しています。
豊臣秀吉が樂家に与えた銀印や秘伝書の類は玉水にあったとし、正当性を主張する文書が玉水樂家の菩提を弔っている遍照山西福寺に残っています。
鎖国も終わり外国文化の行き来も盛んになった頃は、日本の茶道具や美術工芸品だけでなく舶来の美術品骨董品を愛玩した蒐集家も多く、張大千や呉昌碩をはじめ元時代の花鳥絵画、徽宗皇帝の書画など蒐集家の審美眼の高さが伺えます。
それは現在にも通じるところです。空襲の被害もなく歴史の長い街なので思わぬ美術品が眠っているかもしれません。
また、京都国立博物館をはじめとした数々の美術館があり、中でも住友財閥が収集した泉屋博古館は素晴らしい中国の青銅器を収蔵しています。
このコレクションは世界的にも有名で、近年になって最も価格の高騰した美術品と行っても過言では有りません。ですが当時は脚光を浴びることなく人気のないものでした。
さまざまな美術品、骨董品がいろんな時代に当時の流行の変化に沿ったり収集家の先見の明で集められたものの集大成がこれらのコレクションであり、コレクション群の形成の経緯は様々な収集家から当時の美術商が買い取ったものや売立で入札し手に入れたものが、更に橋渡しされその当時の然るべきところに収まっていきます。現在もその流れは全く変わっていません。
藝品館では貴重な美術品骨董品を確かなデータと経験に基づき査定いたします。
京都府での古美術品・骨董品買取実績
京都市全域・舞鶴市・南丹市など、骨董品買取について多数お問い合わせいただき、ありがとうございます。
過去に骨董品・古美術品や絵画等の買取でお伺いいたしました事例より、一例を列挙させていただきます。
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茶道具を中心に骨董品の買取
買取品目:茶道具類
買取作品:萩焼茶碗など
買取エリア:京都府京田辺市買取参考価格 250,000円
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中国美術の掛け軸を買取
買取品目:掛け軸一式
買取作品:中国絵画他 調度品
買取エリア:京都市下京区買取参考価格 500,000円
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真清水蔵六の香炉など茶道具を買取
買取品目:茶道具
買取作品:真清水蔵六 染付香炉
買取エリア:京都市中京区買取参考価格 180,000円
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古伊万里の蕎麦猪口を買取
買取品目:陶磁器
買取作品:古伊万里 蕎麦猪口
買取エリア:京都市伏見区買取参考価格 180,000円
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中国の印材を買取
買取品目:印材 中国美術品
買取作品:寿山石印材
買取エリア:京都市左京区買取参考価格 80,000円
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江戸時代の朱塗り甲冑を買取
買取品目:甲冑 鎧兜
買取作品:江戸時代 朱塗り大名鎧
買取エリア:京都市中京区買取参考価格 1,500,000円
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中国明時代の仏像を買取
買取品目:仏像 中国美術
買取作品:明時代 鍍金仏
買取エリア:京都市中京区買取参考価格 2,000,000円
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龍泉窯の花器を買取
買取品目:中国美術 青磁
買取作品:龍泉窯 七官青磁 花器
買取エリア:京都市東山区買取参考価格 450,000円
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川合玉堂などの掛け軸一式を買取
買取品目:掛け軸
買取作品:川合玉堂 他
買取エリア:京都市中京区買取参考価格 1,500,000円
永樂和全の交趾鉢を買取しました
千家十職の土風炉・焼物師、永樂善五郎の十二代目、永樂和全の交趾鉢を綾部市にて買取させていただきました。和全の交趾焼は、なにか懐かしいような、心が温かくなるような、おもむきのあるやきものです。
状態もよく、大変素晴らしい茶道具を買取させていただきました。心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
李可染の牧牛図掛軸など中国絵画の買取をしました
舞鶴市にて中国の絵画掛軸の買取をいたしました。この度はご親族様が蒐集された掛軸や絵画を査定ご依頼いただきました。
今回特に高く評価させていただきました骨董品は、李可染(りかせん)の掛軸です。牧牛図の掛軸で、牧童のわんぱくそうな姿や、くぐもった声が聞こえてきそうな牛の表情が、なんとも味わい深い作品です。落款を合わせ、真作と判断いたしました。クオリティ・状態ともにとてもよい掛軸でしたので、査定額もこれを反映した価格を提示させていただきました。お客様にもご納得頂き、買取をご依頼いただきました。大変有難く存じます。
誠にありがとうございました。
八木一夫の扁壺や華道具などを買取しました
亀岡市在住のお客様より近代作家のガラス作品や、陶磁器などを査定・買取させていただきました。
ご先代様が華道をしておられたとのことで、集めておられた花瓶や壺などを拝見させていただきました。
今回高く評価させて頂きましたお品物は、八木一夫(やぎかずお)の扁壺(へんこ)です。扁壺とは胴が扁平な壺のことです。伝統や実用に縛られない、オブジェとしての面白さがある作品です。そして土でできたやきもの、それ自体に対する作者の愛情も感じます。こちらの作品だけでなく、他の陶磁器も保存状態は大変よく、素晴らしい骨董品をお譲り頂きました。
心より感謝いたします。ありがとうございました。
須田国太郎の絵画などの美術品を買取しました
南丹市にお住いのお客様より、ご先代様の荷物整理で出てきた絵画など美術品を買取させていただきました。
お荷物には、ご先代様も趣味で油絵を描いていたそうで、ご自身の絵も混ざっており、こちらは残念ながら当館では買取いたしかねましたが、その他絵画や古い時計などの骨董品を買取させて頂きました。
今回は、須田国太郎の人物デッサンと、小出楢重のガラス絵を高く評価させていただきました。須田国太郎の鉛筆デッサンは、人物の身体のボリュームを素早くつかんでいる様子が小品ながら素晴らしい絵画でした。また小出楢重の作品は、ガラス絵独自の官能的ともいえる色彩の瑞々しさがとても美しい逸品でした。
小出楢重は、ガラス絵を得意としていましたが、その材質ゆえ割れやすく、綺麗な形で残っている作品は大変貴重です。今回のガラス絵は、端の方に若干ワレがある程度で状態も良い作品でした。
非常に希少な美術品をお譲り頂き誠にありがとうございました。
土田麦僊の舞妓画掛軸を買取しました
日本画家・土田麦僊(つちだばくせん)の掛軸を京都市にて買取させていただきました。
舞妓の気高さ、そして可憐さが存分に表現された逸品です。はっと目を惹く軽やかな色使いもとても素晴らしい作品でした。落款も合わせていただき真筆と判断させていただきました。お客様がご希望しておられた査定額まで頑張らせて頂き買取ご依頼頂きました。
この度は貴重な掛軸をお譲り頂き誠にありがとうございました。
掛軸や茶道具など骨董品の査定をしました
下京区より御祖父様が骨董全般の収集家とのことで、地元京焼や丹波焼の壷・掛軸・茶道具・煎茶道具など査定させていただきました。
全品誠心誠意鑑定査定し、希望いただいておりました一括即金で買取させていただきました。
めずらしい鉄瓶がございましたので、御本人様の意向により当館が一番高額になるであろうと判断しました公開オークションへ委託販売し、高額落札となりお喜びいただけました。
伊東深水の浮世絵を買取しました
浮世絵画家の伊東深水の絵画を中京区にて買取させていただきました。
美人画を中心とした画家ですが、薔薇の絵を描いた作品で状態も良く、当館のデータベースで調べましたところ昭和の展覧会の出展履歴が認められましたので付加価値を付けた評価で買取させていただきました。
※骨董品・古美術品の性質上、全くの同一作品というものはなく、真贋はもちろんのこと状態や出来、その時折々の人気など様々な要素によって骨董品や美術品の価値・価格は変化します。
また、それらの要素を豊富な経験や実績、昨今のデータと照らし合わせて、お客様の品物一つ一つを適切に買取査定するのが私どもの役目でもあります。
買取事例の一つとして、あくまで参考価格とお捉えください。



京都ゆかりの美術作家・関連人物
- 青木夙夜
- 青木木米
- 足利義政
- 池玉瀾
- 池大雅
- 一休宗純
- 伊藤若冲
- 今井俊満
- 今尾景年
- 入江波光
- 上村松園
- 上村松篁
- 浮田一蕙
- 梅原龍三郎
- 江里佐代子
- 大田垣蓮月
- 岡崎忠雄
- 岡村宇太郎
- 尾形乾山
- 尾形光琳
- 奥田穎川
- 奥文鳴
- 梶原緋佐子
- 勝山正則
- 狩野永徳
- 狩野山楽
- 狩野探幽
- 加納夏雄
- 狩野正信
- 狩野元信
- 神坂雪佳
- 河井寛次郎
- 加山又造
- 川勝堅一
- 川勝清歩
- 川端玉章
- 北大路魯山人
- 玉室宗珀
- 玉舟宗璠
- 芸阿弥
- 幸野楳嶺
- 近藤悠三
- 榊莫山
- 斎田梅亭
- 榊原紫峰
- 佐藤太清
- 志野宗信
- 清水卯一
- 春屋宗園
- 鈴木松年
- 鈴木百年
- 相阿弥
- 曾我蕭白
- 竹内栖鳳
- 田中親美
- 谷口香嶠
- 俵屋宗達
- 宙宝宗宇
- 都路華香
- 出口王仁三郎
- 徳岡神泉
- 富岡鉄斎
- 富岡益太郎
- 道元禅師
- 堂本印象
- 内藤湖南
- 中村大三郎
- 長沢芦雪
- 中村芳中
- 並河靖之
- 西村五雲
- 西山翠嶂
- 西山英雄
- 能阿弥
- 野々村仁清
- 野村徳七
- 長谷川宗仁
- 長谷川利行
- 服部二柳
- 原在中
- 藤村庸軒
- 古谷蒼韻
- 本阿弥光悦
- 松村景文
- 松村呉春
- 円山応挙
- 望月玉渓
- 望月玉泉
- 森川曽文
- 安井曾太郎
- 山川秀峰
- 山口華楊
- 横山清暉
- 羅振玉
- 渡辺始興
- 渡辺南岳
その他、京都ゆかりの作家に問わず、古美術品・骨董品の査定買取対応しております。
買取対応作家もご覧ください。
京都の買取品目例
- 京焼
- 清水焼
- 音羽焼
- 粟田口焼
- 八坂焼
- 御菩薩焼
- 楽焼
- 玉水焼
- 朝日焼
- 御室焼
- 修学院焼
- 鹿背山焼
- 中国美術・中国骨董・中国絵画
- 朝鮮美術・高麗美術・李朝美術
- 茶道具
- 煎茶道具
- 陶磁器
- 掛軸
- 屏風
- 絵画
- 刀剣・日本刀
- 武具・甲冑・鎧兜
- 仏像
- 鉄瓶
- 印材
- 浮世絵
- 蒔絵
- 硯
- 印籠
- 根付
- 古銭
- 切手
- 珊瑚
- 銀製品
など、骨董品・美術品全般の買取をいたしております。詳細な品目例は買取品目の一覧にも記載しております。
ご先祖様の残したものや、遺品・譲り受けたものなどで、作家のわからないもの、骨董品・美術品なのかどうかもわからないといった場合でも、お気軽にお問い合わせください。また、記載の作家・品目でございましても、状態・真贋などによりましては対応できない場合がございますがご容赦ください。
まずはメール、またはお電話をお待ちしております。お気軽にご相談ください。
京都の出張買取対応エリア
京都全域で骨董品・古美術品の出張買取対応しております。買取が成立しなかった場合にも、出張費用等を請求することはございませんのでご安心下さい。また、当館の車に店名等は記載されておりません。秘密は厳守してプライバシーに配慮したお取引を心がけております。
遠方でもご遠慮なくお申し付けください。(お話の内容によりましては、お伺いできない場合もございます。ご了承ください。)

このたびは骨董品買取の藝品館へお越しいただき、誠にありがとうございます。
骨董品には一点物が多く、また時代や流通により価値が大幅に変わります。
当館には江戸時代からの莫大な数の骨董品に関する資料があり、さらには最新のコンピューターネットワーク等を駆使した数百万点にも及ぶ骨董品売買データベースに基づきまして、現在の流通価格に沿った適切な買取価格をご提示できると自負しております。
評価額に自信がございますので、相見積もり(査定価格比較)も歓迎いたします。

骨董品についてのご相談は藝品館へ、ぜひお気軽にお問い合わせください。
メールでお問い合わせいただければ、パソコンからスマホから、フォームに沿って必要項目をご入力いただくだけで迅速に簡易査定させていただけます。
また当館からのご連絡方法は、お客さまのご都合で指定していただけます。
メールで無料お問い合わせ
電話受付時間 9:00 ~ 20:00
メールやLINEでの受付は24時間承っております。
買取・無料査定のご依頼から各種ご相談まで、お気軽にご連絡ください。
買取方法の詳細につきましては買取査定の流れをご参照ください。

LINEでの簡易お問い合わせも承っております。
所有者・購入時期・作者名・売却のご予定やご希望価格など、なるべくご依頼・ご相談の内容がわかりますような詳細を添えてお問い合わせください。
また査定業務等の都合により、ご返答にお時間を頂く場合もございます。
予めご了承のほどよろしくお願いいたします。


ご来店での査定・買取について
売却を希望する美術品・骨董品を入れものや資料などの付属品とともに、当館へお持ちください。専門のスタッフが鑑定いたします。
買取の際には運転免許証などの身分証明書による本人確認が必要です。
不在の場合がございますので、メールや電話で予めお品物の内容などお問い合わせいただき、ご来店日をお知らせください。
京都本社所在地
〒604-8361
京都府京都市中京区堀川通錦小路上ル吉野町836-2
紫野支店・金閣寺展示場
〒603-8304
京都府京都市北区紫野郷ノ上町22-24
骨董品を売るときのポイント
付属品を忘れずにご確認ください。
骨董品は付属の箱や中の極め札、仕覆、包む布などすべてが、骨董品自体に関係している作品の一部と考え、見なされますので、関連品は本体と離さずに保管の上査定買取時には必ずお持ちください。
付属品の有無で査定価格に大きな違いが出ます。
写真を送る際は付属品も併せてお写真の撮影をお願い致します。
例えば骨董品が箱に入っている場合は、その箱に品名や全所有者の情報、あるいは著名鑑定家の鑑定の箱書が書かれていたりしますので、そちらも骨董品の価値を鑑定し、判断する上で重要な情報となります。
骨董品の保管方法
骨董品の保管に関しましては、美術倉庫などに預けられるのが一番ですが、そのようにされない場合は、高温多湿のところや直射日光は必ず避けて保管いただきますようにお願い致します。絵画や掛け軸、漆器類などは少しの直射日光により変色し価値が損なわれる場合もございます。また日本刀では半年に一回は油を塗り替えることで錆などを防ぎ日本刀の保管方法に従って保管ください。
骨董品の買取は専門家へ

骨董品は、専門に扱う者でないとわからないものがたくさんございます。
引っ越しや相続、また遺品の整理などをするにあたって清掃業者が、先祖から受け継がれてきたり故人が大切にしてきた希少な骨董品を誤って廃棄してしまうケースなどもよくあり、買取の場合にしても、ブランド品などと複合して扱う買取専門業者やリサイクルショップなどと当店のような骨董品・美術品を専門に鑑定・査定する業者とでは、査定価格を比較すると一目瞭然の歴然とした差がございます。
骨買取の一例といたしまして、純銀製の煎茶道具である秦蔵六作の一般的な銀瓶の例を挙げてみましょう。
質屋やリサイクルショップでの買取は一般的に銀や金のものはグラムでの評価が通常ですので、純銀500グラムの銀瓶としますと、買取相場価格は1グラムあたり120円とすると、500グラムでの60,000円ほどになるでしょう。
しかし、骨董の煎茶道具には美術品としての価値がございます。
品物の状態にはよりますが、美術骨董品としてはおよそ、500,000円以上の査定評価額による買取ができます。
煎茶道具のみならず絵画、掛け軸など、すべての骨董品・美術品の分野でこのようなことはございますので、まずは一度ご相談いただければと思います。
また、
骨董品は、美術品としての適切な評価がなされなければ、保存状態もままならぬまま価値を失ってしまったりします。
文化財や残すべき歴史的な文物がそういう道を辿ってしまうのは、非常に悲しいことです。
藝品館では、お客さまの大切な骨董品の価値・評価を高め、次の時代に繋げていくことが、私どもの果たすべき責務だと考えております。
従業員一同、誠心誠意対応させていただきますので、ぜひともお任せ下さい。

古美術・骨董品とは
骨董や古美術、それぞれ意味や定義はございますが、それらの言葉に抱くイメージは皆様それぞれではないでしょうか。
時代や作者、文化・思想などは当然の事ながら、それらを伝え、残してきた方々の思いがあり、古美術品や骨董品と呼ばれます。
そしてそれらの品々の価値をを見極め、引き継ぎ、伝えていくことが藝品館の務めです。
価値がわからない、骨董品・古美術品と呼べるものかわからない、そのようなものでもぜひ一度、私どもにご相談下さい。
藝品館では古美術品・骨董品の買取に力を入れております。日本全国、査定鑑定対応いたします。
日本古来の古美術、先代のコレクション、収集品を整理や相続で売却希望の方は御気軽にご連絡ください。
経験豊富な古美術商が適正な価格で買取させていただきます。
古美術の分野
など、古いものだがどうだろうか?と思うものでも御気軽に、まずはお電話・お問い合わせフォームよりご連絡ください。
品物の状態や数量、お日にちなどを決めて専門の査定員がお伺いさせていただき、お持ちの売却希望の古美術品を査定させていただきます。
査定額にご納得いただけましたら買取させていただきます。
埃だらけでもこんなものが?というものが、思わぬ高額査定になり高価買取となることがあります。
特に掛け軸・墨蹟や古陶磁などの古美術は、蔵などでそのままになっていたり押し入れにずっとしまわれている場合が多いです。数量の大小にかかわらずご質問でも構いませんので御気軽にご相談くださいませ。